人は自分が信じたいものを信じる

ユリウス・カエサルが著書「ガリア戦記」にこう書いたのは紀元前57年から前56年頃と考えられます.

現代に至るまで,ひとは謎の信念を持ちがちです.「うっかりミスはしっかり気合いを入れれば起こらない」というのは教育機関にしばしば見られる謎信念ですが,そう信じたい人がマネジメント層に多いということでしょうね.

「ガリア戦記」に書かれた原文を直訳するとこうなります.

ほとんどの場合,人間たちは,自分が望んでいることを喜んで信じる

(fere libenter homines id, quod volunt, credunt)

2021年11月21日STEAM NEWS