歴史の最も悲しい教訓のひとつはこれです: 長い間騙されてきた人たちは,騙されたという証拠をすべて否定する傾向があります.私たちはもはや真実を知ることに興味がない.騙されたことが,私たちを捕らえているのです.騙されたことを認めるのは,あまりにも辛いことなのです.一度,詐欺師に力を与えてしまったら,もう取り返しがつかないことになります.

天文学者カール・セーガンは著書“The Demon-Haunted World: Science as a Candle in the Dark”(1995)でこのように述べています.同書では「アメリカは近い将来,迷信と暗黒の世に戻ってしまうだろう,それと気づかぬうちに」とも指摘しています.

セーガン博士は暗黒世界と戦っていました.STEAM NEWSも微力ながらこの戦いに参加しています.

原文は

One of the saddest lessons of history is this: If we’ve been bamboozled long enough, we tend to reject any evidence of the bamboozle. We’re no longer interested in finding out the truth. The bamboozle has captured us. It’s simply too painful to acknowledge, even to ourselves, that we’ve been taken. Once you give a charlatan power over you, you almost never get it back.

でした.

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